【勉強】久司道夫のマクロビオティック入門編〜その5〜

【勉強】久司道夫のマクロビオティック入門編〜その5〜

 

P39~72〈第2章 標準食を食べてみましょう〉

 

・標準食を続けていると心から美しくなります(P60~66)

標準食を続けていると、体や心がだんだんと変わっていく。しかもその変化は続けている期間が長くなるほど大きい。

マクロビオティックの標準食により、人にどんな変化が起こるかを、ハーバード大学などと協力して調査した時の結果。

最初の数日はあまり自覚的な変化はない。

でも、4~5日すると非常に変わり始めたと感じるようになる。

(代表的な例は、疲れなくなった・気分が爽快になった・眠りが深くなった・冷え気味だった手足が温かくなってきた・肩こりがなくなってきた)

また、3~10日の間に、便秘気味だった人はほとんどが解消された。

10日ほど経つと、心理的な変化が出てくる。

(イライラしなくなった・気分が落ち込まなくなった)

そして1か月も経つと、心身の変化がもっと大きくなり、周りの人から見ても分かるようになってくる。

(記憶力がよくなった・行動が素早くなった・思ったことをすぐに実行できるようになった・「元気になった」と言われる・「顔つきが変わった」と言われる・「顔色がいい」と言われる)

更に2~3か月もすると、行動や思考が正確さを増して秩序だってきて、様々な面での能力が高まってくる。

(書く文字が綺麗で分かりやすくなる・計算能力が上がる・文章が秩序正しくなる・話に秩序が出て、無駄話をしないようになる)

また、この頃には対人関係も変わってくる。

(相手に対していつもニコニコしている・相手が約束の時間に遅れても腹が立たない・気持ちが穏やかになる・他人に対して寛容になり、相手のことをありのまま受け入れられる)

更に3~4か月もすると、自分以外の人や動物に対する気持ちが変わってくる。

(他の人を助けてあげたいと思うようになる・動物や植物に愛情を持つようになる)

以上をまとめると、体は元気になって本来の能力がよみがえり、心は温和で寛容になっていき、他の人のことを思いやるようになっていく。

また、女性にとっては関心の大きい変化もある。

(体重は適正なもので安定し、スリムな体型に、肌は健康な状態を保って美しくなっていく)

そして1年以上続けていくと、精神のレベルそのものが上がっていき、他の人に対する寛容な気持ちが更に拡大していく。

(宗教や主義の違いなどからくる対立思想を持たなくなる・人類全体の未来を考えるようになる・宗教、国籍、人種に関係なく、人は昔、同胞だと思えるようになる・世界の平和を心から願う)

かつて名曲「イマジン」を生んだジョン・レノンも、マクロビオティックの実践者だった。

 

・標準食はアメリカの食事目標(P66~71)

標準食の効果は、アメリカ社会で広く認められている。

標準食の健康への効果を研究した代表的な例と、マクロビオティックが次第に政府機関や国連などに認められていった大まかな道筋。

1970年代にハーバード大学やフレミンガム・ハート・スタディ・センターという心臓病の研究所が行った、食事と健康に関する調査。

当時のアメリカでは心臓病が深刻な状況で、心臓病の原因の一つとされている血液中のコレステロール値が、アメリカ人の平均は200と高い水準。(心臓病の危険があるとされている値は170~180)

ところがマクロビオティックの標準食を実践している人を調べると、コレステロール値は平均で126しかなかった。

150以下ならば心臓病の心配はないとされ、当時のアメリカでは「せめてアメリカ人の平均を180にしたい」と言われていたので、当時の研究者はこの結果を見て驚いたとのこと。

しかも血圧については、マクロビオティック実践者は、アメリカ人の平均よりも10%も低かった。

こうした研究もふまえ、77年にマクガバン・レポートが発表された。(アメリカの上院に設置された栄養問題特別委員会の報告書)

このレポートで示されたアメリカ社会の食事目標は、久司さん達のマクロビオティックがおすすめする内容に沿ったものだった。

それは、この報告書をまとめるに当たり、委員会のリーダーであるジョージ・マクガバン氏や、原案をまとめた科学者の一人であるハーバード大のヘグステッド博士などらと、何度も話し合っていた為。

この食事目標を作り、アメリカ社会の食生活は大きく変わり始め、その流れはその後も続いていく。

93年にはアメリカ農務省が、マクガバン・レポートを更に分かりやすくしたものを発表。

それはピラミッド型の図で、マクロビオティックがアメリカの食習慣に合わせて作った標準食にかなり近いものだった。

しかし食肉業界や酪農業界などの圧力を受け、「肉、卵、牛乳、乳製品は特に必要ない」とされている点から少し後退したものだった。

(原案を作った学者は久司さんの友人で、その内情を打ち明け、悔しがっていたとのこと)

久司さんがマクロビオティックを提唱し始めた50年代には、栄養学者などは真っ向からこれに反発し、否定しようとしていたが、

現在では、全米科学アカデミーはマクロビオティックの標準食が栄養基準を満たしていると認めており、

国連の機関であるFAO(国際食糧農業機関)もWHO(世界保健機関)も、マクロビオティックが彼らが定めたガイドラインに適合していると認めている。

つまり各種の学会や政府組織、国連でさえも、マクロビオティックの正しさを認めるようになっている。

その象徴的なイベントが、95年に開かれた、第二回国際栄養学会(ダイアリー・アセスメント・メソッド)で、

これはハーバード大学が主催し、アメリカ農務省、国連のWHOなどがバックアップし、世界の主だった栄養学者が一堂に会する大きな国際会議だった。

その主催者側から「国際会議の晩餐会の為にマクロビオティックのメニューをつくってほしい」との要請があり、

これは世界の栄養学会がマクロビオティックを認めたしるしだと、喜んで協力したそうです。

 

・第2章のまとめ(P72)

標準食は理想的な食事です。

基本的な食材の割合は、半分が全粒穀物、残りがみそ汁、野菜、豆類と海藻です。

栄養はタブレット(錠剤)などを避けて食品から取りましょう。

食材は自然に近いもの、伝統的なものを選びましょう。

主食と副食という意識で食べましょう。

穀物の食べ方は、丸ごと煮炊きするのが主、粉にして食べるのが副と考えましょう。

量や味付けは「中庸」が大切です。

調理にはなるべく火を使いましょう。

標準食を続けると心身ともに美しく変わっていきます。

標準食はアメリカの食事の理想と認められています。

                 (久司 2004)

“【勉強】久司道夫のマクロビオティック入門編〜その5〜” への1件の返信

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